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「駆逐艦模型研究室」管理人の廉太郎です。
このサイトは
日本海軍駆逐艦の艦容を、

開戦時を中心に

可能な限り個艦レベルまで追究しつつ、
1:700のWLで再現しようという

無謀な計画のもとに開設しました。
構成としては、色々調べて分かった事や

分からなかった事を資料編とし、
実際の工作を製作編として、
それぞれ解説する

2部構成を基本としています。

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 先日、と言っても去年だが、「ゴジラ」観てきた。面白かった。「雪風」と「響」よかったですね。色々言う人もいるようだが、肝心なのは映画が面白いかどうかじゃないの?

 ところで、末期の「潮」の一番砲の存在が、一部で話題になっていたようだが、やはり6月には撤去されていたのではないかと思う。戦後の写真を見ると、砲が有った跡は甲板とツライチにはなっておらず、円柱状の基部の上に、屋根型に傾斜のついた木の蓋が置かれているようだ。高さも人の膝丈くらいある。蓋の平面は八角形で、例えて言うと薄っぺらい亀が寝そべっているような状態で、高さがある分、少し存在感がある。なので、写真の撮り方によっては甲板に影が生じたりして、何か有るように見えるのではないかな?というのが私の考えである。
 画像は進駐して来た米軍が撮影した動画からのキャプチャーで、正確な日時は不明だが、昭和20年の10月の「潮」。この時点ですでに一番砲が無いことから考えて、やはり終戦前に撤去されていたのではないかと思う。舷側が不思議な塗り分けのようになっているが、これも迷彩ではなく、退色と陰翳によるものらしい(2024.2.2)

 

続・後期駆逐艦の艦橋周辺について に追記として『最終時の「潮」の塗装について考える』を追加。世界の艦船の増刊の補足資料的なものになればいいかな、ということで (2024.2.12)

蛙機関さんが最近公開した「響」の写真、一番砲の色が違うのは「潮」から流用したから、って

ことではないの?そうなると「潮」の塗色、もう一度考え直さないといけないけど。

1 船体をつくる前編

    附:初雪について

 

2 船体をつくる後編

   附:魚雷格納筺について

   

3 構造物をつくる

    吸気筒 砲塔

    砲身の作り方

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